外壁塗装と屋根塗装、鉄部と木部とでは塗り替え時期の目安が異なります。それぞれの目安を参考に、適切な対応をとることが、大切な家を守る、家族を守る事につながります。「これはどうなんだろう?」と思われる事がございましたら、ご遠慮なくご相談ください。
外壁は一般的に新築後8年〜10年、塗り替え後は使用した塗料により異なりますが10年〜15年経過すると再度塗り替えが必要と言われています。
同じ建物であっても、直射日光が当たりやすい南側と、当たりにくい北側では、外壁の劣化速度は異なります。また、風通しの良い場所と湿気のこもり易い場所とでも外壁の劣化速度が異なります。ご自宅に合わせた早めの対応が必要です。
同じ建物であっても、直射日光が当たりやすい南側と、当たりにくい北側では、外壁の劣化速度は異なります。また、風通しの良い場所と湿気のこもり易い場所とでも外壁の劣化速度が異なります。ご自宅に合わせた早めの対応が必要です。
◆外壁塗装劣化の種類
外壁塗装の劣化には種類があり、塗膜劣化と建材劣化があります。塗膜劣化であれば塗り替えだけで済みますが、建材劣化になると、程度により修繕費用が余計に必要になります。
代表的な外壁塗装の劣化は以下の様な症状です。大切な家を守る為に、定期的に外壁の状態を確認する事が求められます。症状が確認できたらまずはご相談ください。
◆チョーキング(白亜化) 紫外線や雨風等により塗膜の樹脂成分が劣化して起こる現象です。壁の表面が粉をふいた様な状態になりますので、触るとチョークの粉の様な物質が手に付きます。 |
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◆塗膜の膨れや剥がれ 紫外線や雨風等にさらされた状態が長く続く事により起こる経年劣化現象です。 塗膜の機能が失われ、ぼろぼろに剥がれていきます。防水性、撥水性がなくなりますので、雨水は内部にしみこみ、柱などの腐食につながります。 |
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◆ひび割れ ひび割れは開口部の四隅に多くみられる現象で、窓やドアの開閉や、モルタルの収縮が原因となっている事が多い現象です。 また、内部鉄筋やモルタルの金属が錆びて膨らんだ事により割れてしまう等、壁自体に原因があるケースもあります。 |
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◆コーキングの劣化 サイディングの場合、大体10年に1回程度塗装をしなければ目地付近から剥離してボロボロになります。そのままにしておくと、劣化が進みヒビ割れになり、雨漏りの原因になります。 |
屋根は一般的にカラートタンの場合は5年〜8年、スレート(コロニアル)の場合は10年を経過すると塗り替えが必要と言われています。
経年劣化が進むことにより、雨漏りや屋根材の自体の劣化につながる可能性がありますので、ご自宅に合わせた早めの対応が必要です。
経年劣化が進むことにより、雨漏りや屋根材の自体の劣化につながる可能性がありますので、ご自宅に合わせた早めの対応が必要です。
◆屋根塗装劣化の種類
代表的な屋根塗装の劣化は以下の様な症状です。大切な家を守る為に、定期的に屋根の状態を確認する事が求められます。症状が確認できたらまずはご相談ください。
◆コケ・カビの増殖 直射日光が当たりにくい場所や、湿気のこもり易い立地で起こりやすい現象です。 コケやカビが増殖する事により、美観が失われるだけでなく、塗装をする際にコケ等がある場合、塗料が屋根材自体に密着せず、すぐに剥がれてしまう可能性が高まります。 |
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◆鉄部のサビ 鉄部がサビて腐食が進むと、強度が落ちてしまいます。鉄部自体、大切な場所に使用されている場合が多く、放置してしまうと他の部位にも悪影響を与えかねません。 |
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◆ひび割れ ひび割れが起こる原因としては、経年劣化があります。その他に考えられる原因としては、屋根を施工した新築時や、アンテナ修理や太陽光発電設置等、人的な原因で起こるケースもあります。 |
外壁塗装や屋根塗装の影響で、様々な部分に影響が出る場合があります。特に雨漏りや木部塗装の剥がれには注意が必要です。
◆雨漏り 雨漏りの原因としては、経年劣化が考えられます。防水材にも寿命がありますので、少しずつ痛みを蓄積し、雨漏りが発生する事があります。また、様々な建物毎に防水性が違っていますので、注意が必要です。 |
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◆木部塗装の剥がれ 木部の塗装は外壁塗装に比べ、剥がれやすい性質があります。下地調整を念入りにし、木部専用の下塗接着剤で剥がれを防ぐ必要があります。 |